『ジョゼと虎と魚たち(アニメ版)純愛 王道のラブストーリー』

原題:ジョゼと虎と魚たち

ジャンル:感動、アニメ、恋愛

公開:2020年 日本

監督:タムラ コータロー

主演:中川大志, 清原果耶, 宮本侑芽, 興津和幸, Lynn, 松寺千恵美

あらすじ:

興行収入:3.3億

評価:★★(3段階評価)

感想:原作自体は1985年に角川書店から発刊された同名短編集とのこと。

2003年には、妻夫木聡・池川千鶴主演で実写化もされている様。

今回観たのはアニメのほう。

作品によって、かなり雰囲気や設定にも違いがあるようだが、

アニメは王道のラブストーリーって感じだった。

足の悪いジョゼと名乗る女の子が、海洋生物学を学ぶ大学生4年生の恒夫と

心を通わせ、結ばれる展開。

映像は綺麗だし、内容的にもそんないやらしい感じはなく、人を選ぶって感じではない。

誰が食べても、大体おいしいと感じる料理、そのような印象。

個人的には、恒夫のバイト先にいる年下の女の子のほうが興味あったかな((笑)。

あと、ジョゼのおばあちゃんの亡くなる場面がちょっと雑と感じた。

あそこのシーンはもう少し丁寧に描いてもらったほうが良かったのかなと思う。

恒夫が退院するときに、ジョゼに迎えに来てほしいと頼むシーンがあるが、

そのあと、迎えに来なくて、恒夫が探しに行き、ラストシーンに移る。

個人的には、ここの展開が微妙な感じに映った。あそこは、普通に病院に迎えに

いったれよ・・・って思った。

まぁ、全体的にはストレスなく観れるので、ライトな恋愛映画を観たい方はぜひ。

『侍タイムスリッパー B級映画?一度ご覧あれ』

英題:A Samurai in Time

ジャンル:時代劇、コメディ

公開:2024年 日本

監督:安田淳一

主演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、紅萬子、福田善晴

あらすじ:

興行収入:10億円 

評価:★★(3段階評価)

感想:Amazon primeでよく画像が出ていたが、B級映画感が丸出しだったので、まぁ急がないかと思ってみてなかったが、7/18の金曜ロードショーで放映されていたこともあり、観ることにした。

が、なかなかに面白いじゃないか。

2600万円の低予算で作成されたとのことだが、予算が面白さを決めるものではないと改めて感じる内容だった。

なんかこういうパターンの映画の場合、主人公がストイックに一つのことに

打ち込んでいき(今回は斬られ役の役者)、世間が認めるようになるころには、

「なんであいつが・・・」みたいな嫉妬に狂う連中が出てきて、

悪さをしだすやから展開が多いけど、侍タイムスリッパーはそういう嫌な感じがなくて

個人的にみてて最後まで楽しめた。

別にハッピーエンドじゃないと駄目っていうわけじゃないけど、

ちょっとしたこだわりってみんなあるよね。

ところで、ヒロイン役の沙倉ゆうのさんは45歳なんだってね。すごい若い!!

というかほかのキャストの方も存じ上げない方が多かったけど、面白かった。

まだ見てない方はぜひ。最後のオチも完璧です。