『バッド・ジーニアス 危険な天才たち 本当の悪は何なのか ハリウッド制作化 オリジナル版』

原題:Bad Genius

ジャンル:ドラマ、コメディ

公開:2017年 タイ

監督:ナタウット・プーンピリヤ

主演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン, チャーノン・サンティナトーンクン, 

イッサヤー・ホースワン, ティーラドン・スパパンピンヨー

あらすじ:

興行収入:65億

評価:★★★(3段階評価)

感想:2025年にハリウッドでリメイクされたため、オリジナルを観てみることに。

いや、面白かった。キャストはタイの映画ということもあり、さっぱりわからなかったが、

主人公のリンを演じるチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは、この映画だがデビュー作の様。

食事中の方は申し訳ない。嘔吐をするシーンなんかは迫真だった(笑)。

作品の内容自体も個人的に好きな分類で、秀才のリンが友達にカンニングをさせて小金稼ぎをし、最終的には、国際的なカンニングをするまでに至るストーリー。

タイトル通り、『危険な天才たち』であり、リン以外にもう一人天才が物語に大きく関わっているがラストシーンでは、ここまで堕ちるのか・・・と、人の境遇はどこまでも人を人たらしめるというか。

生きている環境って大事だなと感じた。性善説を信じてる身としては、そういうところが心に響いたかな。

ちなみに、小金とはいったが、3,000バース/一人でカンニングをさせてたから

1バース=4.5850円のようなので、13,755円の稼ぎ。小金というには、数字が大きいか。

あと、気になったのは、国際テストを受けるときに机の大きさよ。

ちっさくないか??ぜひ皆さんでみて、確認してみてほしい。

あと、ハリウッド版も気になるので、観にいってみようかな。

マイ・インターン(アン・ハサウェイ) 最高の老後、生き甲斐が人を支える

原題:The Intern

ジャンル:コメディ、ドラマ

公開:2015年 アメリカ

監督:ナンシー・マイヤーズ

主演:ロバート・デ・ニーロ, アン・ハサウェイ

あらすじ:

興行収入:17億5000万円 

評価:★★★(3段階評価)

感想:久々に観たが、やっぱり面白い。年齢を超えた友情というか、コメディタッチで個人的には好きなリズムで展開していくのが好き。

この映画を教えてもらったのは、以前に参加した街コンで出会った女性だったが、

その子にLineを聞いたら、Lineはやってないと言っていたな・・・。

ショートカットでかわいらしい子だったが、そんなクソつまらん返答をしてきて、

一気に冷めた記憶が蘇る。今思えば、サクラだったのかもな。

まぁ、そんな話はさておき。

70歳のシニアインターンがファッション会社社長の部下になる話。

70歳の印刷会社の営業マンだった人物が、のファッションの会社でやっていけるのかという疑問はあるが、彼のこれまでの人生経験や人物像が少しずつ周りを変えていく。

そんなに影響力のある人間になりたいとは思わないが、周りを支えられる人間にはなりたいかな。

デスクが汚い人間は仕事ができない・・・とは的を射てないが、整理整頓を的確にできる

人間は素晴らしいと思う。できる人間でも仕事が増えると、デスクは高く積みあがっていくもんだ。

人生の整理が時に必要。ロバート・デ・ニーロ演じるベン・ウィテカーはみんなにとってのそういう存在なのだ。

「ハンカチ」が割とフォーカスされているので、邦題はハンカチにちなんだタイトルでも

よかったのかもしれない。紳士諸君はハンカチを常に忘れずにね。

我こそは紳士という方はぜひご覧ください。

『侍タイムスリッパー B級映画?一度ご覧あれ』

英題:A Samurai in Time

ジャンル:時代劇、コメディ

公開:2024年 日本

監督:安田淳一

主演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、紅萬子、福田善晴

あらすじ:

興行収入:10億円 

評価:★★(3段階評価)

感想:Amazon primeでよく画像が出ていたが、B級映画感が丸出しだったので、まぁ急がないかと思ってみてなかったが、7/18の金曜ロードショーで放映されていたこともあり、観ることにした。

が、なかなかに面白いじゃないか。

2600万円の低予算で作成されたとのことだが、予算が面白さを決めるものではないと改めて感じる内容だった。

なんかこういうパターンの映画の場合、主人公がストイックに一つのことに

打ち込んでいき(今回は斬られ役の役者)、世間が認めるようになるころには、

「なんであいつが・・・」みたいな嫉妬に狂う連中が出てきて、

悪さをしだすやから展開が多いけど、侍タイムスリッパーはそういう嫌な感じがなくて

個人的にみてて最後まで楽しめた。

別にハッピーエンドじゃないと駄目っていうわけじゃないけど、

ちょっとしたこだわりってみんなあるよね。

ところで、ヒロイン役の沙倉ゆうのさんは45歳なんだってね。すごい若い!!

というかほかのキャストの方も存じ上げない方が多かったけど、面白かった。

まだ見てない方はぜひ。最後のオチも完璧です。