『シェフ 三ツ星フードトラック始めました ハートフルな家族愛』

原題:Chef

ジャンル:感動、家族、料理

公開:2014年 アメリカ

監督:ジョン・ファヴロー

主演:ソフィア・ベルガラ, ジョン・ファヴロー, ボビー・カナヴェイル, ダスティン・ホフマン, ロバート・ダウニージュニア, オリヴァー・プラット, エムジェイ・アンソニー, エイミー・セダリス, スカーレット・ヨハンソン, ジョン・レグイザモ

あらすじ:

興行収入:1億7900万円

評価:★★★(3段階評価)

感想:この映画は2回目かな。名作は何度みても面白い。これが真実。

ストーリーとしては、割と単純で、人生の転落から這い上がっている様を上手に

まとめている。テンポが非常によく、BGMもよく合っているので、

あっという間に最後まで観れると思う。

インターネットを通じて、追いつめられることになったが、

ツイッター(現 X)による情報の拡散力の怖さ、便利さ、凄さなんかも表している。

うまく使えば、巨大な影響力を持つことになる、現代の縮図も伝えているのかも。

主人公の元妻を演じるフィア・ベルガラが美人すぎる。

主人公はかなりファットな体型だが、それ以上に人間性や独創性、カリスマ性が

あるということだろう。父親としては、失格かもしれないと、本人も言っていたが

はっきり言って、理想の父親像に見えるけどね。

しかし、一からリセットしてやり直して、立ち直っていくのっていいよね。

いったん、すべてを投げ捨てて一から出直したいって気分に時々なるのは自分だけ?(笑)

そんなことは、なかなかできないので、せめて映像の中だけで共感しておくか。

そんなハートフルな映画を求めている方はぜひご覧あれ。

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち 本当の悪は何なのか ハリウッド制作化 オリジナル版』

原題:Bad Genius

ジャンル:ドラマ、コメディ

公開:2017年 タイ

監督:ナタウット・プーンピリヤ

主演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン, チャーノン・サンティナトーンクン, 

イッサヤー・ホースワン, ティーラドン・スパパンピンヨー

あらすじ:

興行収入:65億

評価:★★★(3段階評価)

感想:2025年にハリウッドでリメイクされたため、オリジナルを観てみることに。

いや、面白かった。キャストはタイの映画ということもあり、さっぱりわからなかったが、

主人公のリンを演じるチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは、この映画だがデビュー作の様。

食事中の方は申し訳ない。嘔吐をするシーンなんかは迫真だった(笑)。

作品の内容自体も個人的に好きな分類で、秀才のリンが友達にカンニングをさせて小金稼ぎをし、最終的には、国際的なカンニングをするまでに至るストーリー。

タイトル通り、『危険な天才たち』であり、リン以外にもう一人天才が物語に大きく関わっているがラストシーンでは、ここまで堕ちるのか・・・と、人の境遇はどこまでも人を人たらしめるというか。

生きている環境って大事だなと感じた。性善説を信じてる身としては、そういうところが心に響いたかな。

ちなみに、小金とはいったが、3,000バース/一人でカンニングをさせてたから

1バース=4.5850円のようなので、13,755円の稼ぎ。小金というには、数字が大きいか。

あと、気になったのは、国際テストを受けるときに机の大きさよ。

ちっさくないか??ぜひ皆さんでみて、確認してみてほしい。

あと、ハリウッド版も気になるので、観にいってみようかな。

マイ・インターン(アン・ハサウェイ) 最高の老後、生き甲斐が人を支える

原題:The Intern

ジャンル:コメディ、ドラマ

公開:2015年 アメリカ

監督:ナンシー・マイヤーズ

主演:ロバート・デ・ニーロ, アン・ハサウェイ

あらすじ:

興行収入:17億5000万円 

評価:★★★(3段階評価)

感想:久々に観たが、やっぱり面白い。年齢を超えた友情というか、コメディタッチで個人的には好きなリズムで展開していくのが好き。

この映画を教えてもらったのは、以前に参加した街コンで出会った女性だったが、

その子にLineを聞いたら、Lineはやってないと言っていたな・・・。

ショートカットでかわいらしい子だったが、そんなクソつまらん返答をしてきて、

一気に冷めた記憶が蘇る。今思えば、サクラだったのかもな。

まぁ、そんな話はさておき。

70歳のシニアインターンがファッション会社社長の部下になる話。

70歳の印刷会社の営業マンだった人物が、のファッションの会社でやっていけるのかという疑問はあるが、彼のこれまでの人生経験や人物像が少しずつ周りを変えていく。

そんなに影響力のある人間になりたいとは思わないが、周りを支えられる人間にはなりたいかな。

デスクが汚い人間は仕事ができない・・・とは的を射てないが、整理整頓を的確にできる

人間は素晴らしいと思う。できる人間でも仕事が増えると、デスクは高く積みあがっていくもんだ。

人生の整理が時に必要。ロバート・デ・ニーロ演じるベン・ウィテカーはみんなにとってのそういう存在なのだ。

「ハンカチ」が割とフォーカスされているので、邦題はハンカチにちなんだタイトルでも

よかったのかもしれない。紳士諸君はハンカチを常に忘れずにね。

我こそは紳士という方はぜひご覧ください。

『ショーシャンクの空に(ティム・ロビンス) 自由は僕らの手の中に』

原題:The Shawshank Redemption

ジャンル:ヒューマン・ドラマ

公開:1994年 アメリカ

監督:フランク・ダラボン

主演:ティム・ロビンス, モーガン・フリーマン, クランシー・ブラウン 

あらすじ:

興行収入:5830万ドル(全世界)  

評価:★★★(3段階評価)

感想:名作です。

今回観たのは2回目かな。非常に面白い。今観ても、現代の作品と遜色ないクオリティ。

いや、むしろ上に感じるぐらい。

主人公のアンディが頭の良さや面倒見の良さがみてて、どこか安心感がある。

きっとリアルワールドでもこういう人が冤罪で苦しんでいる状況が、

どこかであるんだろうな。

しかし、よくよく考えると、刑務所で何十年と過ごして、ふと我に返ったときにこの年月はなんだったのかと、自分だと受け止めきれるだろうか・・。しかも、冤罪だとしたらなおさら。

最後は、ヒューマン・ドラマらしく感動を迎えることになるが、登場人物たちの心情を考えると、切なくもなる。

この映画の撮影は、週6日、最大18時間労働が常態化していた様(wikipediaより引用)。

この労働は、刑務所より厳しいんじゃないの(笑)。まぁ、よりよい作品の背景には、たゆまぬ努力があるということか。

最後の、エンドロールに「IN MEMORY OF ALLEN GREENE」と出て、

誰?ってなったが、どうやら監督フランク・ダラボンの親友だった人らしい。

当作品の事務所関係者だった様。特に映像の内容とは関係ないようです。

ともあれ、男たちの静かな友情・ドラマに飢えている方はぜひ。

『マネーボール(ブラッド・ピット) マネーボール理論で這い上がる!』

原題:Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game

ジャンル:アクション、マネー

公開:2011年 アメリカ

監督:ベネット・ミラー

主演:ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、 Pフィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト 

あらすじ:

興行収入:9億円 

評価:★★★(3段階評価)これは面白かった。

ブラッド・ピット主演。ブラッド・ピットがとにかくかっこいい。

それはさておき、内容が個人的に刺さった。

ブラッド・ピット演じる主人公は、貧乏球団のゼネラルマネージャー。

お金のある球団から選手を引き抜かれ、荒れていたが、一人の青年との出会いから

「マネーボール理論」を展開し、弱小球団から強豪チームへ導くストーリー。

ノンフィクション映画。実話なんですよね。

独自の理論を信じて、実践して結果を出していくのがみててわくわくさせてくれる。

全体的にまとまった選手より、何かに突き抜けた特技を持っている人のほうが強いというか

リアルワールドでもそういう類のことって多いですよね。

何かに突き抜けたい方はぜひご覧ください。

ブラッド・ピットすきなら「ベンジャミン・バトン」もおすすめ。