原題:ジョゼと虎と魚たち
ジャンル:感動、アニメ、恋愛
公開:2020年 日本
監督:タムラ コータロー
主演:中川大志, 清原果耶, 宮本侑芽, 興津和幸, Lynn, 松寺千恵美
あらすじ:
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、
ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。
海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れを
いつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。
そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。
それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、
恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。
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興行収入:3.3億
評価:★★(3段階評価)
感想:原作自体は1985年に角川書店から発刊された同名短編集とのこと。
2003年には、妻夫木聡・池川千鶴主演で実写化もされている様。
今回観たのはアニメのほう。
作品によって、かなり雰囲気や設定にも違いがあるようだが、
アニメは王道のラブストーリーって感じだった。
足の悪いジョゼと名乗る女の子が、海洋生物学を学ぶ大学生4年生の恒夫と
心を通わせ、結ばれる展開。
映像は綺麗だし、内容的にもそんないやらしい感じはなく、人を選ぶって感じではない。
誰が食べても、大体おいしいと感じる料理、そのような印象。
個人的には、恒夫のバイト先にいる年下の女の子のほうが興味あったかな((笑)。
あと、ジョゼのおばあちゃんの亡くなる場面がちょっと雑と感じた。
あそこのシーンはもう少し丁寧に描いてもらったほうが良かったのかなと思う。
恒夫が退院するときに、ジョゼに迎えに来てほしいと頼むシーンがあるが、
そのあと、迎えに来なくて、恒夫が探しに行き、ラストシーンに移る。
個人的には、ここの展開が微妙な感じに映った。あそこは、普通に病院に迎えに
いったれよ・・・って思った。
まぁ、全体的にはストレスなく観れるので、ライトな恋愛映画を観たい方はぜひ。
