英題:A Samurai in Time
ジャンル:時代劇、コメディ
公開:2024年 日本
監督:安田淳一
主演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、紅萬子、福田善晴
あらすじ:
時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。©2024 Samurai Time Slipper. All Rights Reserved.
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興行収入:10億円
評価:★★(3段階評価)
感想:Amazon primeでよく画像が出ていたが、B級映画感が丸出しだったので、まぁ急がないかと思ってみてなかったが、7/18の金曜ロードショーで放映されていたこともあり、観ることにした。
が、なかなかに面白いじゃないか。
2600万円の低予算で作成されたとのことだが、予算が面白さを決めるものではないと改めて感じる内容だった。
なんかこういうパターンの映画の場合、主人公がストイックに一つのことに打ち込んでいき(今回は斬られ役の役者)、世間が認めるようになるころには、「なんであいつが・・・」みたいな嫉妬に狂う連中が出てきて、悪さをしだす展開が多いけど、侍タイムスリッパーはそういう嫌な感じがなくて個人的にみてて最後まで楽しめた。
別にハッピーエンドじゃないと駄目っていうわけじゃないけど、ちょっとしたこだわりってみんなあるよね。
ところで、ヒロイン役の沙倉ゆうのさんは45歳なんだってね。すごい若い!!
というかほかのキャストの方も存じ上げない方が多かったけど、面白かった。まだ見てない方はぜひ。最後のオチも完璧です。
